アウトプットを増やす

読んだ本とか思ったこととか

情報セキュリティハンドブックと平成29年版情報通信白書を購入してみた

Kindke版が無料だったのでポチる(無料なのにポチるというのは何か違和感あるけど…)。まあ無料なのでありがたい(時間泥棒になりそうだけど)。

情報セキュリティハンドブック

情報セキュリティハンドブック

 

 情報セキュリティハンドブックは昨今は一般的に浸透してきたと思われる情報セキュリティ・サイバーセキュリティの問題をわかりやすく書かれたもの。随所に画像が使われているものの文字量も多いので、子供向けといっても中高生くらいが対象なんだろうか。最近の若者の情報リテラシーがどれくらいなのか検討もつかない…

結構広い領域をカバーしていて基本的な知識は結構身につけられると思う。今後はこういった情報セキュリティの知識は義務教育に盛り込まれていくと思うけど、不安や危険であることを印象づけるだけではなくて、これらの技術で自分達の生活がとても豊かなものになっているということも加えていって欲しい。

でもほんとは今はもうどんな年代の人たちもこういった知識は持ち、実践をしていくべき。

 

平成29年版情報通信白書

平成29年版情報通信白書

 

こちら白書なので情報量がとても多い一冊でまだ目次と流し見くらいしかしていない。カラーで図表も多いのでわりかし読みやすいものの、固定サイズなので小さい文字が読みにくいので基本は10インチタブレットで読んでいる。

あまり意味に違いはないと思っていたけど、海外では「IT」よりも「ICT」の方が既に一般的らしい。

 

ここ10〜20年くらいでいろいろと変わっているけど、特に直近の5〜6年の変わりようが特に凄い。

「第4章 社会的課題解決に役立つICT利活用」は今後の日本が間違いなく直面していく問題に対してICTをどう利活用していくのかの展望が書かれている。

人が減っていくのはもう確実なのでそこをICT利活用で改善していくというのはまあ分かる流れ。主要国の中で時間当たりの労働生産性が低いのをどうにかしないといけなくて、そこでICTの利活用!っとなっているけど、日本の場合はICTで解決できる問題よりももっと別の問題があるんじゃないかと思ってる(無駄な会議とか無駄な承認プロセスとか)。

 

課題が山積みなのは明白だし、それを解決・改善している仕組みも揃いつつあるので、積極的に新しい取り組みはやっていって、自分たちが年寄りになることにはもっとマシになっていて欲しい。もちろん自分も期待するだけではなく自分にできることをやっていく。

 

時間あるときにパラパラ読んでいこう。